ザ・プリンスギャラリー紀尾井町クラブラフロア宿泊記
2017年夏に初めてザ・プリンスギャラリー紀尾井町に宿泊した時のものです。この時は2連泊しました。部屋タイプはグランドデラックスコーナーキングです。
もう約1年前ということもあり記憶は薄れておりますが外での食事などもまとめて記事にしていきます。
ザ・プリンスギャラリー紀尾井町は、ガーデンテラス紀尾井町という商業施設の30〜36Fに入っています。
こちらはプリンスのグループの中で最上位カテゴリのホテルです。
プリンスのカテゴリわけは「プリンス<グランドプリンス<ザ・プリンス」になります。さらに紀尾井町はスターウッドホテル&リゾートの最高級ホテルブランド「ラグジュアリーコレクション」に加盟しています。とにかく高級ということです。どん。
ホテルに着く時間が遅くなり、夜はガーデンテラス紀尾井町の中にあるウォーターグリルキッチンで食べることになっていたのでひとまずチェックイン、部屋に荷物を置いてすぐにまた出かけました。
海洋深層水を使って牡蠣を養殖している会社のお店ということで、確かラジオで聴いた事があり楽しみにしていたお店。牡蠣大好き。
この牡蠣をいろんな調理方法で出してくれるオイスターコンプリートというコースを頼みました。確か10ピースコース。これ最高だった。コスパ良すぎると思う。これにいくつか追加して最高の牡蠣尽くしのディナーとなりました。
牡蠣の炊き込みご飯は、出汁もついているので薬味をいれてひつまぶし的にも食べる事ができます。この牡蠣ごはん本当に美味しかった。こんなに身が大きくふっくらした牡蠣がゴロゴロ入っている牡蠣ごはん初めてでした。
※ガーデンテラスのHPに、7月末で閉店との記載がありました。ショック……
ガーデンテラス自体混雑する場所ではなく、ゆっくりと食事などを楽しめる場所です。
1〜4Fにレストランや成城石井、ファミマなどが入っており、少しお高めの飲食店も入っているけどリーズナブルなお店も。そんなに店舗の数は多くないのに選択肢がほどよくある。
ガーデンテラス自体観光客を呼び込むような派手な施設ではないし、私が平日に訪れる事が多いからかもしれないけどほどほどに人がいるくらいでなんとも過ごしやすい。周辺に緑が多いのも素晴らしい。敷地内にビオトープがあったり、すぐ隣の公園には大久保利通暗殺の地として哀悼碑があります。この辺は新宿御苑ー神宮外苑ー赤坂御用地と緑が続いてますね。
あまり人がいなくてなど商業施設的にはそんなこと言われたらって感じかもしれないけど、でも大人がゆったり過ごせる場所って貴重だと思うのでずっとこのままの状態でいてほしい…。
とは言えそうそう行く機会もないのでまだプリンスギャラリー内を楽しんでる状況。赤坂プリンスクラシックハウスはもちろんエリックサウスやノマドグリルなど気になるお店がたくさんあるのでしばらくは積極的に行きたい場所(ここにキャピトルホテル東急も含まれる)。
あ、1Fにある叶 匠壽庵ではよくお土産を買っていきます。「あも」が大好き。甘すぎない上品なあんこで求肥を包んでいるとても美味しい和菓子です。ちょっと年配の方への手土産などにはとてもいいと思います。
思いの外ガーデンテラス紀尾井町のことを熱く語ってしまいました……
食事を終え部屋へ戻ります。一人なのに無駄に広い部屋をチョイス。みっちり仕事をしていた時期でもありご褒美泊でした。実際仕事での上京でもあったしね。1年に結構あるご褒美泊。建前は大事。
ドアから部屋へ入るまでに結構なインターバルがあります。ワクドキ感がすごい。
これがコーナーの実力……夜景がすごい。
このホテルの好きなところのひとつにこの夜景があります。高すぎず低すぎず、いい高さで見渡せるビル群の夜景がとてもいい。間近に視界を塞ぐような高い建物もなく本当にいい場所に建っている。これは強い。晴れると富士山も見えるよ。
浮世絵柄のボックスにテレビのリモコン。洒落た演出だとは思うけどわかりにくい、と色んなところで見かける。今では最初から少し蓋が開けて置かれてます笑
ホテル名にもあるように、このホテルのコンセプトに「ギャラリー」というものがあってレセプションフロアやそこかしこにオブジェなどが置かれているのだけど、客室のこの窓を額縁に見立てているというのもそれ。額縁と捉え効果的に実現化されているのは一番リーズナブルな価格帯の客室デラックスキング(ツイン)だと思う。この窓枠に備え付けられたソファベッドがまた最高で、ずっと寝っ転がってられる。ここで寝れる。その収まりがよく居心地がとてもいいのがデラックスタイプ。グランドデラックスの二つのタイプの客室どちらも泊まったけど、それぞれに良さがあって一概に高いからいい部屋、とは言えない感じ。
ウェルカムギフトが豪華。でもこのチョコの演出これ以降受けたことないな…これはなんだとしてもらえるのだろう…。
この右奥にある棚に冷蔵庫やミニバーが収まっています。
このテーブルは無駄なデザインだなあと思った。一人で使っててもなんだか出っ張ってる部分が邪魔。そういう、凝っていて逆に使いにくいという箇所はいくつか見受けられました。
照明やカーテンなど一極集中で操作できるパネル。割と意思とは違う状況になりがち。
ベッドサイドにはiPadが置かれていて、一部照明やインルームダイニング、アメニティの追加などはすべてそこから行うようになってます。
とても便利だけど年配の方にはまったく優しくないな、と思う。親と一緒となると選択肢からは外すホテルかな。一緒の部屋に泊まるならいいけど親だけじゃろくに照明も室温も調整できないと思う…。
アメニティ一式。
うーん 写真全然撮っていないなあ…。シャンプーなどはルメードゥのものでした。ラグジュアリーコレクションのホテルはルメードゥなのかな…?京都の翠嵐もそうなんだよね?
タオルなども潤沢にあります。
スケスケバスルーム。妄想が捗る。
なぜか片足だけ撮ったふかふかスリッパ。キルティングになってるものってなかなかない気がする。タグの縫い付け方といいかわいいです。
クラブラウンジ
営業時間 | 7:00A.M. - 10:00P.M. |
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朝食 | 7:00A.M. - 10:00A.M. |
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ティータイム | 2:30P.M. - 4:30P.M. |
カクテルタイム | 5:00P.M. - 7:00P.M. |
今回は2泊ともクラブラウンジで朝食を取りました。日中予定が詰まっていて、ランチもしっかりとる予定だったので食べ過ぎないようにしなくてはいけなかったのでダイニングでのビュッフェはやめとこうと。
ラウンジのビュッフェ台はダイニングの縮小版、て感じ。ラウンジ特別のものがあるわけでもなく。エッグステーションはありますが今回は利用せず。
ただクラブラウンジのサラダの出し方がよかった。WECKに一人分入っているという洒落た演出。おしゃれだし取りやすいしいい。このホテルは野菜が美味しいです。この野菜もパリパリした食感でとても美味しかった。ちょうど最後の一個を取られてしまい、スタッフに言って新たに出してもらったものだから特に美味しかったのかも。蓋が付いてても時間が経てばやっぱり質は落ちるよね。
二日目ターンダウン後のウェルカムギフトはマカロン。
二日目の朝食もランチの予定を考慮して控えめに…卵料理を取り入れない分控えてると思う私比。サラダは大きい容器のものにした。
ティータイム
今回2泊したにも関わらず日中〜夜は外に出ていたためクラブラウンジはあまり利用できませんでした。なんと勿体無いことを…。カクテルタイムなど一度も利用しなかった。
チェックアウト時に写真だけ撮ったティータイムのブッフェ台です。食べることはしなかった…ほんと勿体無いことをした…。
撮影時蓋は開けるべきだった。
こちらはティータイムの内容は充実してると思います。十分楽しめる。
ただ、この時は利用しませんでしたがその後何度か利用したカクテルタイムが私的には今ひとつ、というイメージ。
品数はまあまああるのだけど、特段美味しいものがない……。ドライトマトとオリーブは美味しい!
その他の調理物はいたって普通としか言いようがない。改善されるのでは、と時間を置いて泊まったりするのだけどやっぱり同じなのだよねえ。
朝食は先に書いた通り、最低限のメニューが置かれている感じだけど寂しいということでもなく、ゆっくり朝食をとりたい時にはいいと思う。朝食ブッフェの楽しさを味わいたいならやはりダイニングレストラン「OASIS GARDEN」をおすすめ。こちらは眺望も素晴らしいしスタッフのサービスも徹底しています。
そうそう、クラブラウンジもレストランも、バルミューダのトースターが置かれてるんですよねー!すごく試したいのに、いつも忘れてしまいいまだ使ったことがないという…何故か泊まってる時に思い出せないのだ…。
ホテル自体はサービスも客室も素晴らしく気に入っているのでまた泊まりたいとは思うのだけどあえてクラブフロアにはしなくてもいいかな、と思っている。何度かに一度で十分かな。
サービスも素晴らしいとは書いたけど、クラブラウンジのスタッフはちょっと差がある感じ。年配の男性スタッフなどとても細やかなサービスをしてくれる方もいれば、特に笑顔もなく業務をこなしている、という女性スタッフもいたり。
レストランやラウンジのスタッフにはいいイメージを持ってます。
- 朝食---派手さがあり丁寧に作られており一定レベルで美味しい。反面特筆するほどとても美味しい、というものはない印象。和定食の評判の良さが気になるもまだ未経験。
- 部屋---正直好みの内装ではないのだけど、「額縁」に見立てた窓際のデイベッドは抜群の居心地の良さ。ベッドはかなり好みです。特にこちらのリネンは肌触りが良くよく眠れます。スペイン王室ご用達の「BASSOLS」というブランドだそう。
- クラブラウンジ---各時間帯でバラつきあり。1日通してアルコール提供有り。ティータイムの内容は充実している。紅茶はロンネフェルト。サービスは付かず離れずで丁寧ではあるもののこちらもややバラつきあり。
- サービス---全体のレベルは高いと思います。ドアマン、レセプションのスタッフなどとても丁寧な対応。
- ロケーション---ホテルのある階層からの眺めは素晴らしい。高すぎず低すぎず、天気がよければ富士山の見える部屋有り。Sky Gallery Lounge Levitaバーカウンターからの夕〜夜の眺めは最高。
レヴィータでのアフタヌーンティーを利用したことがありますがよかったです。とてもフォトジェニックで見た目優先かな、と勝手なイメージを持ってましたがちゃんとスイーツもセイボリーも美味しいし紅茶はロンネフェルト。スコーンは、焼き菓子感が強かったように思います。フィナンシェとかマドレーヌとかに寄ってる。でもそれはそれで美味しかった。
スタッフを呼びにくい一面もありましたが接客は素晴らしく、シュタイフコラボで友人のバースデー利用時にはスタッフの方が自ら特大シュタイフベアを運んできてくれ記念写真を撮ってくれました笑。
蒼天での寿司アフタヌーンティーもとてもよかったです。
同行者にアレルギーがあると、メニュー内容を一緒にされてしまうようです。
事前の申告時にメニュー内容まで相談すれば融通してくれるのかも?私は一休からの予約でアレルギーありの申告のみで済ませてしまいました。
4Fにある赤坂プリンスクラシックハウス。いまだ利用できていないので早いところランチやアフタヌーンティー利用をしたいところ。
そしてチェックアウト後友人と待ち合わせ、もともとニューオータニのスーパーシリーズの桃のケーキを食べよう!!と意気込んでいたのに行ってみたらまだ始まっていなかったという……ショックを受けつつマンゴーやメロンを眺め、もう桃だね、桃以外はちょっとね……となりじゃあ資生堂パーラーで桃のパフェを食べよう、と移動。
結構な時間並びましたが友人とシュリンプサンドイッチをシェアしながらの桃パフェ。どちらも最高でした。